研究生受け入れの条件

★研究生を志願する前に・・・・

その前に下記の点をよく読んで来て下さい。

文化人類学に関心を持ち、専門家をめざす留学生は積極的に受け入れたいと思います。

研究生として受け入れるのは、日本語検定1級取得者であり、研究テーマが文化人類学のテーマであることが必要条件です。
私の所で指導をうける場合、アジア諸社会(日本、韓国、中国、Vietnam)
などの地域研究、あるいは多民族状況や科学技術(宇宙開発など)、災害、地域開発(含む観光)などのトピックについて、文化人類学の研究テーマを設定し、とりくむ学生を研究生として採用します。あらかじめ、出身社会で発行されている文化人類学、民俗学、民族学、社会学などの研究書を読んでおくとよいでしょう。英語はもちろん、韓国(朝鮮語)、中国語でも文化人類学の概説書が出版されています。


研究生になることは、大学院に進学することが最終目標ではありません。大学院に進んだ後の進路をよく考え、十分な準備をしてください。

・留学生重点受入地域:Vietnam, Asean諸国、中国朝鮮族、東アジア以外のアジア・太平洋地域(含むAustralia)、欧米,韓国、中国(台湾)の順。
(留学生の多様性の観点から)

 まずは一度連絡してください。早く日本に来ることが最善の方法ではありません

★研究生の大学院進学

・研究生は大学院進学を保障されません。


 私の所には、すでに多くの大学院進学希望者、研究生希望者がおり、厳しい競争になっています。
*研究生として在籍できるのは2年までであり、大学院入試に2回失敗すると、研究生の延長はできません。途中で大学院に進学するのが難しいと判断された場合は、途中で研究生をやめることになります。大学院進学は全く保障されません。
 過去の例から行って、私のところに来ても、大学院に進学できるのは、半数程度です単に日本に留学したい、日本で勉強したいというのではなく、日本で学び、専門家、研究者としての力をつけたい人を歓迎します。


研究成果、研究活動が不十分な場合、研究生打ち切りになります

 なお、研究生になった後で、講義や演習、研究関連の行事に欠席が多い学生、半年ごとの所定の研究結果を示すことができない学生は、研究生の延長が認められないので注意してください。この場合、他大学院に移らない限り、即時帰国することになります。

・半年ごとに、研究生継続資格審査があります。

 半年ごとの研究成果は、研究レポート(4,000字:日本語もしくは英語)および文化人類学に関する基礎知識を問う試験で審査します

・文化人類学の基礎知識が必要です。
 海外から直接来た留学生は、文化人類学の専門課程を修了していないと、相当の努力をせねばなりません。そのような場合、4月に来日し、11月の試験に受かるのは大変困難です。10月来日、翌年の試験を受けることを進めます。

申請時期は日本在住と海外とでは違います。気をつけて下さい。これに関しては教務係に確認して下さい。

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